東京・自宅、
起き立てに腫れぼったい目のまんま、
部屋の寒さに肩を窄めながら台所へ、
暗がりの中で足の小指を扉の角にぶつける、
…アウチっ、
冷蔵庫には料理しようと買っておいた卵持ちのカレイ、
何にでも応用の効く自家製スープストックも有る、
それに鶏むね肉とエリンギと白菜を煮た残り物、
おっと! ニラの茎も転がってる、
…よし、
田舎の実家から届いた沢庵の梅漬けをひとつまみカジりつつ鍋を火に掛ける、
………、
起き立て5分、
ボッサボサの頭、
急に飯を作り始める41歳・後厄の男、
んー、ナイス。
醤油に酒に味醂に砂糖に鰹出汁粉、
そして生姜を入れた煮汁を仕込んだら白菜と共に子持ち立派なカレイをコトコトと、
で、
もう一つの鍋では汁物作りだ、
自家製スープストックに鶏むね肉とエリンギと白菜を煮た残り物をブチ込んで、
ほんの少しだけ味噌も足す、
でで、
ニラの茎を刻んで玉子も焼こう、
ここでも味付けは鰹出汁粉を使う、
あとは軽く塩を入れてアッサリな厚焼き玉子にするとしよう、
そうこうして、
チャチャチャチャチャっとハイ完成、
沢庵の梅漬けも添えてイっタダっキマぁース、
『子持ちカレイの煮付け定食』。
うん、
イイ感じにイイ色味、
子持ちカレイはホロホロとシットリな煮付け具合、
旨味満載の煮汁を吸った白菜と併せて食べると白飯も余計に進む、
魚卵にもシッカリと味が入って満足な出来映えだ、(あぁ~日本酒が呑みたいわ…)
ムシャムシャと頬張って " 我ながら…ヤるじゃないの " …と独り言。
厚焼き玉子は其の名の通りガッツリ厚焼き、
刻み入れたニラの茎が何とも香り良く食欲を刺激します、
沢庵の梅漬けは文句無しの美味さだしね、
鶏むね肉とエリンギと白菜の汁物にもホッコリして、
やっぱり和食よ和の滋味よ、
俺の奥底に沁み付いてる魂が一番欲する和みの美味さよ、
栄養満点・愛情満点の我が家の定食、
幸せってのはこういう事を言うのだろう、
感謝に合掌っ。
" Temaemiso de Jigajisan "
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