東京・中野、
思えば何と1週間も酒場から遠ざかっていた、
それについて特別な理由などは無かった、
唯単に…ボヤぁ~っとした日々が過ぎていた、
そんなこんなで、
仕事以外では久し振りの外出日、
立って居たのは何故か原宿、
目の前には竹下通りだ、
果たしていつ以来だろうか…? 恥ずかしさからか幾分か足早の俺だ、
んー、ナイス。
用事を済ませた2時間後、
折角だから呑んで行くかと考えるも、
此処は原宿…、
俺が竹下通り…、
無いよ…ねぇ?
そうして現場を離れ代々木まで出るもピンと来ず、
総武線で一駅ずつ大久保? 新宿? 東中野? …うぅ~ん、
あっ、
中野で前々から行ってみたい処があったんだ、
…ちゅー事でグッドタイミングな初訪問、
中野 『いちふじ』。
昭和20年創業、
戦後間も無くから呑兵衛達を癒し潤して来た老舗、
現在では駅前ビルの地下飲食店街に店舗を構えているが、
当時は駅前にて屋台営業をしていたと聞く、
そんな歴史深い中で頂戴するキリっと冷えた「ホッピー」、
お通しは「枝豆」、
で、
串物を頼むとサービスで出してくれるらしい「生キャベツ」、
瑞々しくパリパリで軽く振られた塩が丁度良く美味い。
カウンター内には凛としたママさん、
マスターが居るとも息子さんが手伝ってるとも聞いてはいたが、
訪れてみればママ1人で全てを切り盛り、
でで、
何ともこのママの一挙一動がカッチョイイ、
そんなママに焼いてもらう串焼きに期待も高まる中で、
先ずは、
「レバ (ちょい焼き)」を塩、
「つくね」はタレ、
うん、
最近流行りな所謂 " ネオ・焼きとん&焼きとり " とは真逆、
コレぞ王道のコレだよコレコレな味わい、
一周して最近改めて好きになった昭和風情の正統派。
さてとそうなりゃジャンジャンだ、
「ひな皮」と「カシラ」をそれぞれ塩、
「うずら玉子」と「ハツモト」も塩々でパクつく、
どれもこれも加減が好きだ、
素材も火の入り方もグッド、
これぞ特別なる素朴だろう、
うんうん、
長年やって来られた髄を思い知りますなぁ~。
そうこうして、
お店の雰囲気も味もママにも、
何とも言えずのホンワカ感に益々俺の食欲が出る、
ででで、
「シロ」はタレにして、
ラストには「手羽焼」を塩だな、
手掴みな指先に付く旨味脂をチュッチュと舐めながら何杯目かのホッピーをクイっ、
あぁ~満腹満足の至福、
うんうんうん、
再訪するね確実に。(名物の " とんもつスープ " っての食べ損ねたからね)
実は近頃少々凝り固まってた感のあった俺ですが、
また再び良店に出会えて晴々しい帰り際、
先日の中秋の名月にも負けず劣らずに灯る店先の灯篭看板が素敵でした。
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