Monday, April 07, 2014

A small paradise of about 8 seats ...Numabukuro, TORIHASHI



東京・沼袋


好きなのに随分とフラレ続けてた、
気分とか時間とか雰囲気とかに、

でも今回は違った、
だから暖簾を潜る事が出来た、

" アラ? 5年振りなんじゃないのアンタ!? " って爆笑なんだけど、
" えぇまぁ色々タイミング合わずで… " って実は2年振りなんだよね、

まっいっか、(くっくっくっ)

…だってマスターもママも笑顔ランラン、
" 今日は久し振りの顔ばかりが揃う日だよぉ " って笑顔ホクホク、

…って事で俺は愛を以って言う、
" またチョクチョクお邪魔させて貰おうと思って5年振りに参上しました " 、

そう、
イイのイイの細かい事はさ、


んー、ナイス。


寡黙だけど優しい酒好きマスターと、
ツンデレ加減も絶妙で凛としたママの焼鳥屋、

カウンターのみ僅か8席程の小さな楽園さ、

沼袋 『鳥はし』




さぁ~てと、
ご無沙汰してますの挨拶を済ませたらキンっと冷えた「ホッピー」にて、




お通しの「春菊の胡麻和え」の何と塩梅良い事だろう、




何だかんだとママとの会話を楽しみつつ、
トロントロンで味噌仕立てな「煮こみ」をツツく、




豚シロに鳥レバに大根と人参と蒟蒻か、
あぁ滲みた滋味深きが沁み入る、

やっぱり好きなんだな俺は此処が…と早速の再確認だ。


よぉ~しマスター、
焼鳥を下さいなと、

スナギモと鳥皮の合い串である「ミックス」をタレ、




「シンゾウ」と「ナンコツ」を塩、




おぉっとドレも美味い、
懐かしさも相まってだがドレも美味いぞ、

そうさコレだ、
そうそうコレコレの味だ、

結局普通が一番美味いんだよってのを教わったのも鳥はしさんだったよな。


さてさてよしよぉーしっ、
美味い焼鳥と来たら日本酒でしょうよと、

秋田の地酒「秀よし 秀」を秀よし徳利で熱燗、




フンワリ膨らみ有る酒に心地良さも増すねぇ~、

さぁさぁそしてコレに併せるは「合鴨ツクネ」を塩と、




「地鶏ネギマ」と「鳥皮」をタレ、




ほら、
またしてものコレコレ系に思わずニヤケ顔さ、

うん、

昭和を継ぐ焼鳥とは " 斯くあるべし " だろう。


あ…、
うわっと名残惜しいがそろそろ〆の時間が迫って来た、

お手隙でアレお願いしますぅー、

「プレーンオムレツ」、




コレに関してはママが作ってくれるんだよね、(わぁーい)

中身は長ネギだったりタマネギだったりするんだけど本日は長ネギの日、
オムレツというよりかは素朴なタマゴ焼き、
出汁がどうとかこうとかじゃ無くて本当にプレーンでクルっと巻いた式、

で、

ケチャップをドぉーン、




そうしてハフっとパクつけば…、

かぁぁぁぁあ~っ、
落っち着っくわぁ~っ、

うんうん。


そんなこんなで帰り際、

" アタシら〇歳過ぎるんだからボヤボヤしてると次無いよっ " って笑うママ、
" 分かった分かったから " って笑う俺、

そんなヤリ取りを、
仕事が一段落し焼酎呑みながら静かに微笑むマスター、

フワフワと擽られる情の中だ。(次回は〇年振りとならぬ様に)


Settle down again taste of Showa "


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