東京・中野、
もっと愛想良く器用に振る舞えたらなぁ～…なんて思う事もしばしばですが、
頑固オヤジの下に生まれ育ったからには自ずと俺も頑固オヤジと成る訳で、
結構融通の利か無い自分があの恐ろしかったウチの鬼オヤジに年々似て来ます、
まぁそれも何だか笑える、
………、
えぇ、
大した意味はありません、
唯単にフっと顔が浮かんだだけの話しです、
今あのオヤジと酒呑んだら愉快だろうなぁ～…なんてね、
んー、ナイス。
さて、
そんじょそこらを移動しまくって最終的には中野だった或る日、
腹も減ったし疲れたしで何処かに入って一服だなと、
グルゥ～っと見渡して、
" あぁ久し振りにピッツァもイイねぇー！ ピザじゃ無くてピッツァ！！ " 、
中野 『NAPOLI （ナポリ）』。
入口すぐの席がユッタリしててくつろげるのでね、
そこに陣取らさせて頂きの先ずは「モヒート」、
かぁーっ、
この爽やかさと微炭酸が美味いのよねぇ～。
ツマミは「マッシュルームのガーリック和え」、
ニンニク風味も程良い熱々オイルにグツっとされた一口大のマッシュルーム、
何だか妙にオシャレ気味ですが、
こういう所って日本的に言えばイタリア・ナポリの居酒屋な訳で、
これはこれで呑兵衛として落ち着く空間なんだな、
謂わば向こうの大衆食文化ってやつだもんな。
さぁ～て、
お望みのナポリピッツァをお願いしますかと、
20種類も有る中からチョイスしたのは、
「ナポレターナ」、
トマトソースにモッツァレラチーズ、
バジリコにアンチョビにオレガノ、
外側モッチモチの内側トロットロ、
生地は勿論手作りの手伸ばしで、
お店自慢の500度高温釜で焼いてくれます、
やっぱりこういうシンプルなのが一番好きだし美味いなぁ～。
これに併わすは無論の葡萄酒でしょうよと「赤ワイングラス」、
ワインには専ら疎い俺ですが、
この " モンテプルチアーノ " ってイタリアワインはクセも軽くクイクイとイケるね、
ハウスワインはお手軽だし、
うんうん美味い。
因みに、
本場ナポリではピッツァにタバスコは御法度らしいです、
タバスコ掛けるのって日本人やアメリカ人くらいなんだってね、
そもそもタバスコはイタリアの物では無いし、
料理人が完成品として出した味に調味料を足すとは何事だ！？って事で失礼なんだってさ、
…とは言ってもオリーブオイルの後掛けくらいならOKみたいだけど、
タバスコの酸味と辛味は嫌がられるってね、
" 国や地域や育った環境が違えば何とやら… " ってのって面白い。
" Occasionally enjoy Italian "
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