東京・新井薬師前、
誰かにとっては小さく過ぎ忘れる一つだとしても、
誰かにとっては大きく残り続く思い出かも知れぬと、
例えば、
ジィちゃんバァちゃんだったりとか、
両親とか夫婦とか親友とか彼氏彼女だったりとか、
他人からすればどうでもイイ、
しかし当人からすれば人生の話し、
…コレって凄く大切な事なんだ、
…だから君の限られた世界で軽口を叩くな、
…逆を考えれば解かり易い話し、
んー、ナイス。
冷たい雨降る或る日、
所用の為に朝っぱらから中野界隈、
14時頃には全てを終え駅へと向かうかどうしようか、
いや…チョット待った…腹減った…ぞ、
…と、
前々から気になってた町中華屋が在ってね、
店前は何度も通ってるんだけどタイミング合わずで数年、
よし、
フと思い立ったが吉日だろう、
思惑当たればきっと昭和満載が待っている筈だ、
新井薬師前 『富士』。
店内に入れば細長いカウンターのみが7～8席だったかな、
目の前の壁には中華料理を基本に麺類・丼物・定食のメニュー陣、
加えて焼魚やハムエッグといった大衆食堂的な顔ぶれも見える、
ほぉほぉと迷うが…、
俺は初志貫徹を全うする、
ココへ来る時には最初アレをと決めていたんだ、
そうさ、
「ラーメン」、
キたよキた、
コレだよコレコレ系に笑みが浮かぶ、
チャーシューにナルト、
メンマにワカメ、
そうして半身の茹で玉子と鶏ガラ主体のスープにタップリな刻みネギ、
醤油味のカドもアブラも少なめで随分と胃腸に優しい仕様だ、
麺は中細の軟らかめが古き良き昭和を醸し出す、（ヌルっとニュルっとね）
うん、
愛を以って思ってた通りの懐かしき味さ。
うんうん、
またこうして意味も無く勝手寂しさ憶えた時に、
俺はこういったラーメンが恋しくなったりするんだろう、
あぁ…、
外世界はザァーザァーと寒い雨が落ちているが俺はポカポカだ、
コレもまた一つの " 誰かにとっては思い出の味 " …か…。
" I warm taste of Showa "
This blog has been registered with the site ranking.
If your favorite post, please click on the banner to vote for all.
Thank you!!
Nomiaruki-Tabearuki
Please click ↑
Tabearuki-Nomiaruki
Please click ↑
Nihon-Zenkoku-Tabearuki
Please click ↑
