東京・自宅、
何は無くとも、
夢や希望を持つ事は第一の基本で、
その先の全てが生まれる為の大切にして微かな一歩、
孤独な地下室で、
丹念にこしらえながら、
いつか陽の目を迎えられるとイイなぁ～って、
例え今はカラブリ続きでも、
鋭く視線を集中させて " 明日 " を睨むのです、
んー、ナイス。
先週ずぅーっと鍋をコトコト、
鶏の手羽元に玉子、
醤油に酒に味醂と鰹出汁粉、
そしてスパイス諸々を駆使してのカレーをジックリで、
『手羽元のカレー煮込玉子』。
イメージは蕎麦屋のカレー南蛮で提供される様なあの味、
サラリとしつつも濃厚なあの味、
そしてそれを酒の肴として適する味わいにする為に、
呑兵衛の五感と第六感とセブンセンシズ全開放、
うんうん出来たよぉー。
さて楽しむかと、
箸にチョイと力を入れればホロホロと崩れる程のホワホワ煮、
骨にまでカレー味が滲み込んだ式な出来映え、
玉子もホックホク且つ旨味凝縮、
白身表面は充分なカレー味で黄身内部にはスパイス香る塩っ気が程良い、
アホみたいに数日を費やしたのは無駄じゃ無かった、
誰に認められる事が全てじゃ無い、
…、
…だって、
…何故なら、
本懐は遂げたからね。
フフ…、
また作ろうコレ。
" Apart from some essence of purpose "
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