Thursday, April 11, 2013

Food culture is prime cultural exchange ...Shimo-Ochiai, KONAN



東京・下落合


4月も既に中旬だというのに冷風寒いです、

深夜の仕事帰り、
人通りも疎らな道をトボトボと、

すれ違うのはイイ感じな千鳥足の酔っ払い、
巡回中のチャリンコお巡りさん、

そして…『オニィサン マッサージ ドウ? サンゼンエン カワイイコイルヨ』、

……、

黙れコノっ、
アンタ等の生業を否定するつもりは無いが、
俺じゃ無いヤツに声かけろ、
俺は毎日この道通ってんだ、
そして毎度断ってんだろ、

アンタ等にもアンタ等の生活が有る、
そして俺は業種でどうのこうのは言わ無い、
生きて行く糧は皆其々だからな、

俺が言いたいのは…、

もう3年間顔合わせてるんだぞっ、
100%断ってるんだぞっ、
いい加減に俺の顔を憶えろっ、

" タイム・イズ・マネー " だぞっ! ボヤボヤすんなって!!


んー、ナイス。


道を譲って貰った経験の有る人は、
同じく人に対して道を譲る事が出来ます、

優しさを貰った経験の有る人は、
同じく人に対して優しくする事が出来ます、

………、

国家間の政治問題的にはしょっちゅう言い合いをしてる日本と中華圏ですが、
" 食 " に関する趣味趣向は非常に相通じ似ていると思うんですよ、
特に中華料理なんて日本人にどれだけのファンが居る事かとね、

難しく考えても進ま無いなら簡単にしてしまえばイイ、

同じ場で酒を呑み同じ様な食を交える、
庶民レベルにして最高の文化交流、

下落合 『江南』


広東語や上海語を筆頭に中国語と日本語が飛び交う好活気、
朝5時まで営業なので高田馬場付近や新宿界隈で働く深夜族の憩いの店、

中華屋なので紹興酒やウーロンハイなんかがよく出る定番ですが、

俺はと言えば「吉乃川」を熱燗ですねぇ、




お通しは「蒸し鶏とモヤシの和え物」、




そして忘れてはなら無い江南さんのオーダー率トップな「焼き餃子」、




大袈裟に言えば日本と中国の掛け橋的な味、

本場である中国の美味いとこと日本人が好む美味いのをご存知ミックスした味、

ほらね? 既に仲良いんですよ " 食 " に於いては。


で、

野菜料理からは「青梗菜と椎茸炒め」をお願いして、




辛味まろやかな豆板醤で頂く「鶏の唐揚げ」もシンプルで美味いんだなコレ、




そうして清酒の熱燗が進みまくって仕方が無いんだなぁー。


でで、

クイクイと呑んでるとね、
店のオネェさんから俺好みなヤツを教えて貰ってね、

…ならば頼むでしょうよと、

「エビのすり身鶏皮包み揚げ (えびせん付)」、




エビ好き、
鶏皮好き、
それをカラっと揚げてるんでしょ?

最高ですよコレ、
勿論美味い、

い…イカン、
酒がバカみたいに入って行くやん、




あ…、

気付けばそろそろ閉店1時間前、
洗い物とか明日の備えとか諸々と大変だろうしね、
とっとと呑み干して帰るぞ俺、

同じく飲食業をやってるとそんな所が気になってしまうのです。


さぁーてと、

俺も明日また頑張るとするかな。


The place of rest after work "


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