Wednesday, January 29, 2014

Wakayama no Kuroushi de SakanaRyori to Nidofu wo ...Nakano, TOTOYA-HIROSHI



東京・中野


いつでも行けるけど…単に遠のいてる店、
いずれ行ってみたいけど…未だ機会に恵まれずの店、
いつか行きたかったけど…既に暖簾を下ろしてしまった店、

そんなこんなを繰り返しながらの出会いと別れ、
明日がどうなるかなんて分かんないからこそ貴重な毎日、

呑兵衛な食いしん坊の皆が言う、

" いつまでも在ると思うな酒場と飯屋 " 、


んー、ナイス。


本日はいつもに増しての " 和 " の気分、
そうして散々呑み食いして来た " 中野 " という町を見直したく新規開拓な気分、

訊けば5年程前にオープンした海鮮推しの良い酒場が在るよとの事、
へぇ~そうなんだぁ~知りませんでしたと颯爽と出掛けてみる、

お! 此処だな此処だっ、

中野 『魚屋 ひろし (ととや ひろし)』




こんばんわぁ~、

店内はカウンター8席程と10名程座れるという座敷部屋が一つ、

物腰柔らかく丁寧な応接が心地良い若きマスター、

この時点でピンと来たよピンと、
きっと素敵な時間を過ごせそうだと、

よし、

先ずは俺にしては珍しくの瓶ビール、

「アサヒ プレミアム生ビール 熟撰」、




ほぉ~…、
このビールは初めて呑むけど深みが有って中々美味いな、
炭酸がビっと効いてる上に実にまろやかな味で和食にも抜群だと思う、

うんイイぞ。


お通しは「カブの浅漬け」、




マスターから " お味は付いてますのでそのままでどうぞ " との事、
カブの茎葉も一緒に軽い柚子風味、

歯触りも良く寒い時期のカブは甘みも増して美味い。


さてとお次はとメニューを物色、
魚料理は刺身に焼魚に煮魚と厳選された数種類、
唐揚げや天ぷらや舌喜びそうな家庭的な肴も目に入る、

そんな中から、

ん? おほ? アレが有るじゃないか!とオーダー、

「煮どうふ」、




供されたソレはタップリの量で、
魚出汁がギュっと滲み込んだ旨味は香る湯気からも推測出来る期待、

早速ひと口…、

うんうん美味い、
間違い無く美味い煮具合でトロットロ、

こう来られたんじゃぁ日本酒でしょうよと銘柄を覗くと、
おぉ~…和歌山の純米酒を置いてくれてるじゃないか、

迷う事無く頂きます「黒牛」の冷一合、




かぁーっ美味いっ、
東京では俺が知る限りお目に掛かる機会の少ない和歌山の黒牛、

そんな黒牛で流す逸品の煮どうふ最高ですぜ。

(同じく和歌山の酒で燗酒に適した辛口の長久も置いてくれると個人的に嬉しいなぁ)


よしよぉーし、
刺身も行くよね刺身もさ、

どうやら好みの物で半人前の盛り合わせもヤって頂けるっちゅーインフォ、
…ならばと " 生まぐろ&しめさば " で、

「刺身二点盛り合わせ(半)」、




今回の生まぐろは " ばちまぐろ " 、
しめさばは酢と塩がグっと入った〆塩梅、

どちらも味濃い仕様なだけに、
万能な黒牛がまたまた威力を発揮する、

うんうんうんっと馴染むわぁ~。


気付けば次第に埋まって来たご常連さん並びのカウンター席、
そろそろ俺も席を空けないとね、

ラストは揚げ物ヨロシクです、

「若さぎ(ちか)天ぷら」、




若さぎに似ているので間違われ易いですが、
若さぎよりも大型に育つ " ちか " という魚、

頭からワタに掛けての苦味が何とも美味いんだよね、
しかも割とプックリ大きめのヤツだったので天ぷらにしても身が縮まら無くて食べ応えも充分、

マスター自ら振ってくれた塩加減がバッチリで大満足な味。


いやややぁ~、
またしても魅惑の酒場に出会いました、

これから先、
ウン年ウン十年と時間を重ね味もグイグイ増して行くのでしょうね、

またお邪魔させて頂きたい魚屋さんでした。




" Courteous young master "


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