Sunday, November 30, 2014

Japanese culture heritage to be left ...Demae traditional JP, TENNAN SOBA



東京・てんやもんの某所


今日は " てんやもん " でも取ろうか、
コレは何とも背徳感に包まれるフレーズである、(非日常なる意)

店屋で出してる桶(寿司)や重箱(鰻)や丼ぶり(蕎麦)で供すが作法、
近年で言うところのデリバリーとかケータリングとかとは全くの別物、
ネットオーダーでは無く紙刷りの品書から吟味し直接電話をし注文する、
ソレが純和風漂う " 出前 = てんやもん " の色気なのだ、

…そんな或る日、

そろそろ12月に入ろうかとする寒い夕方時、
我が家の食糧庫には特に何も無い、

…そうだな、

今日は " てんやもん " でも取ろうか、
コレは実に背徳感に包まれるフレーズである、(嫁に内緒なら尚更 ← 妄想的にの意)


んー、ナイス。


ソワソワしながら呼び鈴を待つ、
シャシャっと簡単にテーブルを片付け今か今かと待つ、

" ピンポぉ~ン♪ (来たっ) " 、

寒いとこスミマセンねぇ~…なんて出前のオニィさんに挨拶をしつつ、
ピシっとラップで密閉された熱々を台座のお盆ごと受け取り勘定をする、

よっしゃ頂戴しようっ、

『出前トラディショナルJP / 蕎麦屋の変 / 天南そば』

 


縁が朱色染めの使い込まれたお盆、
所々塗りがはがれてるのがまたオツ、

ソコに乗る日本風景のまた美しい事よ、

甘めの南蛮ツユに泳ぐ手打ち蕎麦、
浮かぶは揚げ立て海老天が一本と青菜(小松菜)がタップリにナルトが一切れ、

さぁさぁ、
別皿にセットされた刻みネギと袋入りの七味唐辛子をパラリとしてね、




勢い良くズズズぅーっとヤる、

うん、

美味い、

運ばれて来る間に少々緩くなり始めた蕎麦、
ラップをしてる事で丼内に籠る蒸気とツユを吸い少々衣がトロっとし始めた海老天、
そして熱でクタっとした青菜、
だから後乗せのシャキっとした刻みネギが増して映える、




うんうん、
美味いよ美味いぞ、
コレでこそ " てんやもん " の醍醐味であり大衆の旨味だと言えよう、

…にしても衣量増し無しの立派な海老天に町蕎麦屋の心意気が伺える。




そう言えば昔、
日本近隣の某国の知人と話した出前談を思い出す、

一言で纏めると… " さすが日本 " …ってな事らしい、

まぁ結局は文化や風習の違いだから、
ドコが優れていてドコが劣っているとかどうでもイイんだけどね、(日本にだって下衆な部分は有るし)

で、

伝統的な日本の出前だと、
食べ終わった食器は客自らが洗って自宅玄関先に出しとくでしょ?(コレも不思議だってね)
…すると暫らくしてお店の方が引き取りに来てくれる訳だけど、

ソノ知人曰く、
某国では考えられ無いシステムなのだそうだ、

何故かって? 平気で誰かが食器を盗んで行くからだってさ…。(何だか悲しな話しだね)


" Kodawari no Tenyamon "


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