東京・中野、
ぐをぉぉぉぉお～…さっ…寒いぃぃぃぃいーっ！
何なんだよぉぉぉぉおー…嫌がらせかよぉぉぉぉお～…って程に寒いっ！！
…ってな文句を言いながらも冬って季節は好きですが、
それは " 温かいモノが今この手に感じられてる " って前提有りきでって事ですよね、
唯々何も無くポツリと孤独な時に北風吹き荒ぶ冷たさってのは堪ったもんじゃありません、
うー、
そんな日はさっさと家へ帰ろう、
そしてコタツで暖まろう、
気分だけでも小春日和でヌクヌクだ、
んー、ナイス。
ハイ深夜、
こんなに底冷えしてるってのに、
仕事終わりからの " 歩ける所まで歩いて帰ってみよう " ってな俺、
いやね、
早々に断念ですよ、
今日ダメ、
手足も顔面も冷えっ冷え、
くぅー、
…じゃぁアレか？ イっとくか？ 立ち寄って腹の中から熱いヤツを、
中野 『味噌一』。
何年振りに来ただろう、
多分2年振りくらいだろうか、
相変わらずのこのシステム健在なのねの " カンパ缶 " 、
「火吹きメンマ」と「味付け玉子」、
それぞれ1皿1個につき20円以上のチャリリンで自由に持ってけ…と、
そう言われるとやや遠慮気味になるのが俺の小心者加減。
さぁ～てと味噌一さん、
俺は今メッラメラのヒッリヒリに浸かりたい気分なんだ、
愛すべき刺激に爆発させてくれ、
…すると店員さんに必ず訊かれる " 辛いの大丈夫ですか？ " の問い、
" 大丈夫です " な俺に " マジで？顔の店員さん " と " マジで！顔な俺 " 、
そして程無くして登場、
「爆発ネギ （爆発らーめん ＋ ネギトッピング）」、
よっしゃ、
前以ってゲットしておいたメンマと玉子もインしてオンしてイタダキマス、
スープをクピ、
麺をズルズル、
（…っ！）
ほぉぉぉぉおーっ辛いねぇーっ辛いっ、
そんでもって美味いねーっ美味いっ。
激辛モノってのは食べ進む内に次第と舌先が麻痺して行って味覚がボヤけて台無しだけど、
そこは味噌一自慢の味噌ダレが持つ風味の豊かさによってキチンと旨味が成り立ってると思う、
辛さ前面だけじゃ無く練りに練られた味噌の甘味が奥から押して来てくれる様なね。
米麹の白味噌に五十二種類の食材とスパイスをブレンドかぁ～、
うんうん、
深いね、
………、
しかぁーしっ！ 辛ぁぁぁぁあーいっ！！
" Blend the ingredients and spices in white miso 52 type of malted rice "
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