Tuesday, March 04, 2014

Kujira-Tatsutaage and Nikudofu is hisshoku ...Ryogoku, EDOKKO



東京・両国


いつもは割と好きなんですけどね、
フワリフラリとした或る日の感覚の話しですけどね、

でも何だか月アタマっちゅーか、
今月に限っては妙に気分が良く無い、

だから、
だから…ってのも変だけど、
いつもに増して緩く穏やかな処へ心を潤しに行く訳ですよ、

其処はJR両国駅、
総武線の高架下倉庫を改装して昭和57年に生まれた大衆割烹だそうな、
まぁ…大衆割烹ってよりかは " ザ・オヤジ憩いの家庭的良心酒場 " …だな、

そして営むご夫婦のご両人が其の味の極め付けの醍醐味、


んー、ナイス。


ガタンゴトンと電車が走るとさ、
店内もガタンゴトンと微妙に揺れる、
そんなのも心地良い感覚となりながら、
クイっと楽しむ酒肴、

両国 『江戸ッ子』




テーブル席や畳敷きの小上がりの他にカウンターは7席程有るが、
内2席はご常連さん達のキープボトル置き場として埋まり切り座る事は不可能、
それだけ足繁く通う方々が多く、
日々賑わい愛されているって事なんだろう、

そんな素敵な場で頂くのはタップリと注がれた「黒白波」のロックで、




お通しの「マカロニサラダ」をツマむ、




当に手作り感満開の味、

うん、

こういうのがイイしこういうのでイイ。


さてと、
グランドメニューとは別に " 本日の刺身 " のお薦めから一品目をと、
よし、

「まぐろ脳天」にしよう、




少々筋は有るけど全く気にはなら無い、
寧ろ筋さえも食感の旨味と言ってイイ、

まぐろ頭の脳天赤身と程良い脂のコントラストがまた美味いんだなぁ。


で、

手料理は基本全てママがせっせと作ってくれる江戸ッ子さん、
だからこその " オフクロの味 " な数々が俺のツボをグイグイして来る、

そんな中に於いてもうコレは激ツボ押しのド真ん中、

そうさ、

「肉豆腐」、




丼ぶりにて供され2人前は入ってるだろうコヤツ、
豆腐丸ごと一丁に豚肉とネギが甘いツユの中で卵とじ、

一味唐辛子をババっとしたら出来立て熱々のところをハフハフと、
合間にジュルっとススるツユさえも酒のアテになる、

あぁ美味い、
腹の奥へ沈み込む寸前まで美味い、

和で家で母で…っていうそんな素敵な肉豆腐なんだ。


さぁ~てと、

アレやコレやと進み過ぎる芋焼酎に合わすお次は、

デデンと盛られた「〆さば黄金漬」、




彼の酒場放浪の吟遊詩人殿風に言えば黄金というよりかは " 銀屏風 " 、
(…アレかなぁ~…酢の色が黄金色だからかなぁ~…)

よく酢〆されギランと輝く〆さば、
ひと口放り込み芋焼酎と合わせれば、
いっぱいに広がる香りに益々勢いが掛かる、

嬉しき唸りと共に食べ過ぎる…呑み過ぎる俺の休日。


よぉ~し、
そろそろラストをお願いしよう、

席に着いた時から迷わずフっと決めていた大好物をヨロシクです、

「くじら竜田揚げ」、

コリャまたもやお皿にタップリで登場だぞ、(デデぇーン)
下味がバッチリと効いてカラっと且つフワっとだぞ、(デデデぇーン)




よしよし、

好みでレモン汁を垂らすも良し、
添えられたキャベツの千切りとマヨネーズを合わし、
くじら竜田揚げ諸共ゴッチャに食するも良し、

おぉーっと昭和が今此処にぃ~、
古き良き昔の味が広がりまくるぅ~、

うぅぅぅぅうーっ、

はいっ黒白波お替り下さいっ、




かぁーっ美味いっ、

電車が通る、
ガタンゴトンと鳴る、

くじらが進む、
芋焼酎が走る、




いやぁ~、

江戸ッ子、

何ともかんとも滲み入って滲み入り滲み入るわぁ~…。

(次回は玉子料理もホッコリ頂きたい)


" Taste of a nice Showa "


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