Tuesday, September 23, 2014

Beyond the time of 10 years ...Shin-Koenji, TON



東京・新高円寺


気付けばもう2週間ですぜ主人、(…ほぅ)
2週間って言やぁ~14日間ですぜ旦那、(…知ってる)

実はもう終わらせようかなぁ~とか思ってたんだよねぇ、
ウザかったり面倒だったり消えてたりでさぁ、

…ってソレなら最後は10年くらい巻き戻してみちゃうか?と、
…ってコレをもちましてFinのご挨拶と代えさせて頂きます的なのでイイんじゃん?と、

そんな事を考えつつ、
またまた久し振り且つ原点回帰へと出掛けたらアぁ~タ、
もぅそりゃぁ~チョチョイと思い改まっちゃって大変よ、
僅か数分で手の平返しの前言撤回っ、(…早っ)

やっぱエェもんやのぉ~暖簾と赤提灯の大衆なヤツぁ~、


んー、ナイス。


大凡10年前、
此処へは週に三度四度と通っててさ、
一升瓶ドンと構えてよく呑んでたんだよね、

やきとり&やきとん、
創作系の串焼きに一品料理、
インスタントラーメンが有ったり、
" 吉田丼 " なんていうヘンテコな名前の " いくら丼スペシャル " とか、(いくら+とろろ+卵黄)

昭和55年創業、
焼鳥屋等でよく目にする " トマト巻 " 発祥(店主談)の老舗である、

新高円寺 『屯 (とん)』


" ご無沙汰も10年かぁ~… " 、

徐々に近付く赤提灯の光りに向かいテクテク、
色んな事を思い出しながら変わらぬ外観を眺めてたら、
早く入れと言わんばかりにポツポツと雨が降って来た、

ありゃりゃ…、
そそくさと暖簾を潜りカウンター席にて一息フぅ~、

よぉーしっ呑もうと芋焼酎の「白波」をロックで貰い、




定番のお通しは「キャベツ」で特製の味噌をタップリ、




コノ味噌が甘辛で実に味がイイ、
生キャベツには勿論だが串焼きや他の料理なんかと合わせるのもオツ、
カウンター席に味噌壺が置いてあるので自由にヤって良しだ、(節度をもって)

そしてお通しはもう一品、
(日替わり)二品目は「小茄子の煮浸し」ってのが嬉しい、




ジュワジュワに滲みたところをツユごとパクっと、
口に広がる旨味を芋焼酎諸共に流し込む、

う~正解。


さてと、

やきとり&やきとん!と満喫狙おうかね、

先ずは俺的にコチラの一推しな「かわ」を塩、




屯さんのコレはね、
一旦素焼きして下ごしらえしてある状態のモノに再度火を通すスタイルが特徴、
パリパリとクニュクニュの丁度中間な出来映えが素晴らしい、
一度食べると癖になる美味さだぞっ、

で、

「とりレバ」はタレ、




色濃いタレで味濃そうに見えるがそんな事は無い、
タレとしての役目は成しているが非常にアッサリなタレなんだな、
とりレバ自体の持つ風味がよく分かってコレも美味い、

でで、

「手羽先」を塩、




身の部分が美味いのは当然だけど、
口周りと指先がギランギランにテカる手羽先脂汁がメインのグッジョブ、
オシボリで口を拭き指をチュッチュしながらね、

いやぁ~、

既に最高ぉ~屯最高ぉ~。


さてさてと、
後半は創作系の串焼きでイっとくか、

…とソノ前に酒チェンジ、

辛口の日本酒なんてイイねぇ~と物色してたらオっ!?
俺の生まれ故郷の " にごり酒 " がっ!?!?

言わずもがなっ!!!!!

「雪雀 ゆきひといろ」、




受け皿に溢し注ぎの、
コップには素晴らしき表面張力にて、
嗚呼ぁぁぁぁあ~見るも美しき雪化粧やねぇ~、

そして何とも芳醇なぁぁぁぁあ~…。


よしよぉーしっ、
俄然テンション上がって来たっ、

創作串焼きっ創作串焼きっとっ、
よっしゃ名物頼んどかないとっ、

「トマト巻」、




…? 何でコヤツが名物かって??(ドコにでも在るじゃん?って??)

聞いて驚けと、

" トマトを豚肉やベーコンで巻いて串に刺して焼いた物 " を最初に考案したのが屯の店主殿、

(へぇ~へぇ~)

ででで、
トマト巻にチョコンと乗ってるマヨネーズとケチャップと粒マスタードをね、
サササぁ~っと混ぜ塗ってハフっと頬張るのが屯流の食べ方、

流石に美味いよ元祖だよ。


…っちゅー訳で本日愉快が止まらずの俺、
…っちゅー事で高額創作串焼きの上から2番目をオーダーしてしまう、(1番上はホタテ巻ね)

「エビ巻」、




ほっほぉ~こう来ますかぁ~、

エビ豚のローリング、
ローリングのエビ豚、

もうブリブリ、
ブリンブリン過ぎて美味過ぎるコレ、

きっとニヤけてた筈だぞ俺。


続くはお得感いっぱいの「チーズ巻」、




あのね " チーズ in シメジ豚巻 " な仕様なんだよね、
一粒で二度美味しい的な、

シメジの食感とチーズのトロリ加減絶妙~。


いやいやぁー、
遂げたよ遂げたステキに遂げたわ、

また次回に楽しみを残して、
よしよしよし、

ラストをグっと〆るのは「とん」を塩だな、




他で呼ぶところの " かしら " の事、
ギュっと肉々しい部分とシャクっと脂々してる部分とのイイとこ取り、
またまたコレが雪の雀の白いのと合うわ合うわでゴチソウサマ、

…にしても大満足な復活日だったな俺。(屯んまーい)


因みにだ、
屯さんのボトルキープ(焼酎・日本酒)は3千円代から色々なのだが、

何とっ全てが一升瓶という呑兵衛天国っ。


" For example, Nonbe-Easter "


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