東京・中野、
日頃お世話になってる方や是非にお招きしたい方が居るとして、
その御仁が酒好きで尚且つ大衆酒場好きだとする、
随分と人生の先輩なのできっと良い処は沢山知ってるだろうし、
俺の分際でヘタに格好付けたところで逆にガッカリさせてしまっては残念だ、
そんな時は肩肘張ら無い方がイイ、
だからこそのシンプルな方がイイ、
相手に気を使わせず…しかも我本位に押し付けがましく無く…ってのが難しいんだけど、
素直であれば意外と快く伝わったりするもんだ、
んー、ナイス。
随分と長い間に渡って中野5丁目界隈は呑み歩いて来た、
思えば彼是20年以上も…変わら無い中野と変わって行く中野で呑み歩いた、
そんな中にあって此処は俺の中野呑兵衛歴20年でも全く以って変わら無い大衆割烹の良店、
諸先輩方からすれば俺なんぞジャリタレの頃から中野呑兵衛達を酔わせて来た名店だろう、
中野 『第二力酒蔵』。
春は華やかに、
夏は涼しく、
秋は豊かに、
冬は暖かく、
そんな京都の " 粋 " な心意気を俺が知ってか知らずか、
何と無くお願いした京都伏見の「キンシ正宗」の熱燗は何とも美味い " 肴ありきの酒 " の様、
お通しは「大根とツナのマヨネーズ和え」、
" 和 " を基調にアレンジされた肴ならどんなジャンルにも、
そして関東にもコノ酒は良く合うんだな。
さてと、
第二力酒蔵さんと言えば、
彼の居酒屋の達人に『高いものは高く、安いものは安い』と名言を残させた程、
メインは魚介料理なのだがズラぁ~っと品書を見ればどれもこれも庶民の価格では無い、
ボヤボヤ好き勝手に呑み食いしているとアっと言う間に1万円は超えてしまう、
俺はそれ程の高給取りでは無いのでね、
そういう時は端っからメニューは決まってる、
ワンコインで足りるコレだな、
「げそわさ」、
しかしながら安いと言って侮る事無かれ、
コノ " げそわさ " が滅法美味いんだなぁ~、
生とボイル中間の絶妙な湯通し加減は流石の一言に尽きる。
そしてお次もワンコイン、
だがコレは仮に英世さん1枚叩いてもお願いするは必至な逸品、
そう、
「豆腐煮」、
魚のあら煮に使われる出汁を充分に吸わせながら煮られた旨味爆発の名物、
時間帯によっては味の滲み具合が浅い時も深い時もあるが、
その双方どちらに巡り会っても其々美味い納得のオススメだと俺は言い切る、
" キンシ正宗 " に " げそわさ " と " 豆腐煮 " 、
コノ3品で要は満足し切ってしまうのは決して俺が貧乏性だからでは無い、
知ってる人は知っている…、
コレが第二力酒蔵の " 底力 " なのだ。
自分にとっての良い場所に永遠なんて事は無い、
いつか…いつの日にかは無くなってしまうのが何事も世の常だ、
だからその前に、
大切な人を連れて来られたらな…と思う。
" Taste groan also a master of the Izakaya "
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