東京・自宅、
アドレスが変わったよと連絡してから二週間過ぎ、
大昔に " 同じ釜の飯 " を共有してた東京一の腐れ縁からやっとの返信、
お互い随分と歳を取ったけど、
会話の内容は相変わらずだ、
進む道も生き方も違ったけど、
結果続いてる事が何よりだ、
好き勝手な俺達だから良かれとの助言も双方聞か無いだろうが、
気紛れにフラぁ～っと呑みに誘うまでは元気にヤっててくれ、
男・日本人だと平均寿命は残30年～40年…か、
んー、ナイス。
当時の生業の為に訪れた愛知は名古屋でね、
最後に行ったのはザックリ15年くらい前かな、
男二人同部屋で泊まりだった訳ですよ、（〇〇じゃ無いよ）
で、
" 飯どうする？ " との問いに、
" ん？ 俺寝てるわ " との返し、
" え？ 折角の名古屋だからさぁ～…手羽先でも食べに行こうよぉ～ " との推しに、
" あ？ 俺はゴロゴロしてるから行ってきなよ " とのグウタラ、
でで、
" チョット待ったっ！ 帰りにホカ弁を買って来てよっ！！ " 、
" えぇ～！？ ホカ弁～！？！？ ホカ弁なんてどこでも食べれるじゃぁ～ん " 、
嗚呼懐かしい…、
あの頃は分裂前だったけどね、
『HottoMotto のり弁当』。
生活必需な常備品がゼロになっちゃって、
諸々調達しに駅前商店街まで、
そこで鳴る腹、
そうかもう夕方か、
すみませぇ～ん、
「のり弁当」と「90サラダ（野菜）」をお願いしまぁーす、
そしてそしての帰宅にてインスタントな味噌汁も付けてね、
そうそうコレコレ、
のり弁はホカ弁界に於いて最強、
ででで、
欠かせ無い最強フライは白身魚のフライよ、
ででででのセットされる最強天麩羅はコレに決まってる、
ハイご存知、
ちくわ天だよね、
そう、
ちくわ磯辺揚げとかさ、
そういう小細工は必要無いの、
プレーンでイイのプレーンでさ、
そうしてこうして、
付け合わせのキンピラゴボウとかタクワンとかパリポリしつつ、
揚げ物の油が滲み出たフニャリな " のり " が美味い、
おかか・昆布と相まって何とも飯が美味いんだ、
コレでこそ " のり弁 " っ！
のり弁って最強ぉーっ！！
" What has not changed is me "
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